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対戦を行うファイターは、罰則規定が適用されるような状況にならないよう、お互いの責任で対戦を進めることが求められます。
例えば、軽微なミスが積み重なって巻き戻しができない状況を招く前に、お互いに説明や指摘を行いあって正常な状況で対戦を進めたり、速やかにジャッジに判断を仰ぐことで、罰則規定を適用しなければならない頻度を抑えることができます。
罰則の適用は、意図的な不正行為に対して厳重に対処することにより、大会の公正性・完全性を守るために行われます。
それと同時に、意図せずミスをしてしまったファイターに対して、ルールを啓蒙して再発を防止するために行われます。
また、罰則はファイター以外の関係者（観戦者・ジャッジ・主催者・運営スタッフ・プレスなど、大会に関わる者）に対しても適用されます。
違反行為や不正行為に常習性があると判断できる場合、原則として罰則は厳格に適用されます。
また、主催者・ジャッジ・ヘッドジャッジ、大会レベル2の大会の上位入賞者、大会レベル3の大会の参加者、ブシロードの社員など、影響力の大きい関係者が不正行為を行った場合、原則として罰則は厳格に適用され、場合により引き上げられます。
凡例に無い違反に関しては、凡例を参考に、違反内容が大会運営・ゲームの完全性・大会の公正性にどの程度影響を与えたかという点に着目して、罰則が決定されます。
例えば軽微な非紳士的行為の多くは大会運営の妨げになる行為であり、デッキの不正はそのマッチの完全性を著しく失わせる行為であり、不正行為はどれも大会の公正性を完全に失わせる行為です。
凡例では「大会レベル1」と「大会レベル2以上」推奨される罰則を提示します。ただし、これらはあくまで基準となるものであり、ジャッジは状況に応じて適切な罰則を与えることが求められます。