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すべてのファイターは対戦中に発生したルール上の疑問に対して、ジャッジを呼び確認をすることができます。
確認ができるのは、該当する対戦を行っているファイターのみです。
ただし、ルール上の異常が発生している場合は、観戦者などがジャッジを呼ぶことができます。
ジャッジを呼ぶ場合は、プレイ中のゲームの進行を止めることの無いよう注意してください。
確認を行う場合に、ファイターは特定のジャッジを指名することはできません。
ファイターがこのような疑問や異常に気づいた場合、必ずただちに手を止めてジャッジを呼び、その場で確認をしてください。
状況が進むと正常化が行えず、対応が困難になります。
また、対戦中に気づいていたかどうかに関わらず、対戦終了後や大会終了後に疑問や異常の申し出があったとしても、事後に調査可能な証跡が無い限り、原則として成績や結果の変更は行われません。
また、すべてのファイターは、ヘッドジャッジ以外のジャッジの裁定に対して疑問点がある場合、ヘッドジャッジに再度確認することができます。
これを「チャレンジ（再確認）」と称します。
ただし、ヘッドジャッジのみしかジャッジがいない大会以外に於いては、原則としてヘッドジャッジ以外のジャッジの裁定を受けずにヘッドジャッジに裁定を仰ぐことはできません。
各大会に於いて、各ファイターが求めることができる「チャレンジ」の上限回数が設定される場合があります。
特に指定がない場合、上限回数が設定されていないものとして扱いますが、これは不必要なチャレンジを繰り返してよいという意味ではありません。
一次裁定とヘッドジャッジの裁定が異なる場合、残り回数は減算されませんが、同じ場合は減算されます（複数のファイターがチャレンジを求めていた場合、各ファイターの残り回数が減算されます）。
減算をするかどうかの判断は、ヘッドジャッジが行います。
その他、各大会に於いて個別に規定やガイドラインが定められている場合は、その内容に従ってください。
ヘッドジャッジの裁定は該当の大会に於ける最終裁定であり、原則としてそれを覆すことはできません。
ヘッドジャッジの裁定に疑問点がある場合は、大会終了後にブシロードへと申告することができますが、これによって既に確定した大会結果の改変が行われることは原則としてありません。
ジャッジは裁定のために1分以上の時間を消費した場合、必要に応じて、適切と思われるだけの対戦時間あるいはターンを延長することができます。
この際ジャッジは何分間あるいは何ターンを延長したのかを明確に伝達し、スコアシートなどに記録しなければなりません。
定刻による時間切れの案内や処理は、延長を行ったジャッジとは異なるジャッジまたはスタッフにより行われる場合があります。
当該の対戦を継続する必要がある場合、時間切れの処理が完了する前に、両ファイターは延長時間または延長ターンがある旨を伝達してください。
延長を受けていたとしても、当該のファイトの時間切れの処理が完了した場合、その延長は適用されません。