シャドウバースエボルヴ非公式wiki

罰則は主に以下のように分けられ運用されます。
それぞれの罰則は、原則として適用された大会中のみ有効です。

（例）同一の会場・日程であっても、「大会A」で適用された罰則と「大会B」で適用された罰則は共有されません。
（例）2日間にわたって開催される「大会C」の1日目で適用された罰則は、2日目にも引き継がれます。ただし、2日目を新たに「大会D」として開催する場合は引き継がれません。

ただし、「失格処分」に相当する違反・不正行為を行ったり、イベント会場内外に於いてそれらに準ずる行為を行ったと主催者またはヘッドジャッジが判断した場合、そのファイターが参加しているまたは参加していた同じイベント内の他の大会についても同様に「失格処分」が適用される可能性があります。
ジャッジはそれぞれの罰則を与える際に、ファイターに対して口頭で違反内容を伝えなければなりません。
また、記録が必要な場合は、スコアシートなどに罰則と違反内容を記録する必要があります。
一連の行為が複数の違反行為に該当するとジャッジが判断した場合、それぞれの違反行為を総合的に検討した上で、1つの罰則が与えられます。

「口頭注意」
「口頭注意」は、軽度の違反に対して適用されます。
形式上は罰則のひとつに含まれますが、運用上は啓蒙のための指導的な意味合いを持ちます。
違反の内容に関わらず、同じ大会中に2回以上「口頭注意」の罰則を受けた場合、「警告」の罰則に格上げされる場合があります。
格上げを行うかどうかは、大会レベルや罰則を受けた回数や違反の内容をもとにジャッジが判断します。

「警告」
「警告」は、ゲームの進行が妨げられたり、大会運営に支障をきたすなど、中度の違反に対して適用される罰則です。
「警告」は累積に備えて記録されます。
違反の内容に関わらず、同じ大会中に2回以上「警告」の罰則を受けた場合、原則として「マッチの敗北」の罰則に格上げされます。
格上げを行うかどうかは、大会レベルや罰則を受けた回数や違反の内容をもとにジャッジが判断します。

「マッチの敗北」
「マッチの敗北」は、ゲームの進行が不可能になったり、大会進行に大きな支障をきたすなど、重度の違反に対して適用される罰則です。
「マッチの敗北」が適用される場合、即座にそのマッチは終了され、罰則を与えられたファイターがそのマッチに敗北したものとして処理されます。
マッチ間に適用される場合、この罰則は次のマッチに適用されます。
また、既に敗北が明らかなマッチ中にこの罰則が適用される場合、ジャッジの判断により次のマッチでの適用にすることができます。
ファイターに「マッチの敗北」の罰則を与えた場合、ジャッジはヘッドジャッジに報告すべきです。

「失格処分」
「失格処分」は、大会の公正性に支障を与えたり、重大な非紳士的行為を行った関係者に対して適用される罰則です。
「失格処分」が適用されたファイターは、即座にその大会から除外され、そのファイターがマッチ中であった場合、そのマッチはそのファイターが敗北したものとして処理されます。
また、マッチ終了後であったとしても、主催者またはヘッドジャッジの判断により、そのマッチはそのファイターが敗北したものとして処理される場合があります。
「失格処分」が適用されたファイターがそれまでに獲得している順位や賞品などは、主催者またはヘッドジャッジの判断により、没収することができます。
順位が没収された場合であっても、そのファイターの対戦相手の勝敗記録は原則として変わりません。
没収した順位や賞品などを、該当者なしとするか繰り上げるかは、主催者またはヘッドジャッジが判断します。
関係者が「失格処分」に相当する行為を行なっていたことが明らかになった場合、大会終了後であっても、その関係者に対して「失格処分」を適用することができます。
原則として「失格処分」はヘッドジャッジによって与えられます。
この罰則を与えた場合、ヘッドジャッジはその事実を理由と共にブシロードに報告しなければなりません。
主催者またはヘッドジャッジは、「失格処分」が適用された関係者に対して、許可が下りるまでの間、その大会が行われているエリアに立ち入ることを禁ずることができます。
ブシロードは、「失格処分」が適用された者に対して、その行為の内容が悪質であると判断した場合、大会参加資格のはく奪を含む罰則を適用することができます。
大会参加資格がはく奪された者は、一定の期間もしくは永久的に、該当する大会への参加ができなくなります。
大会参加資格をはく奪されている者が、「失格処分」に相当する行為を行ったとブシロードが判断した場合、ブシロードはその行為を行った者に対して、大会参加資格のはく奪期間を延長する、または、新たな罰則を適用することができます。